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Japanese Health

網膜静脈閉塞〈へいそく〉#1

「血圧が高く、目の中に出血があるといわれた、Floater が見える」となれば、まず、この疾患を考えます。急激な視力低下、突然の視野障害が代表的な症状ですが、自然に良くなる場合も多いので、医師の管理のもとで経過観察をしていきます。まずは、網膜静脈閉塞症がどんな病気なのか、簡単な説明をしてみましょう。 網膜静脈閉塞症とは 文字通り、網膜の静脈が閉塞する(血管が詰まって血液が流れなくなる)病気です。糖尿病網膜症と並び、目の中に出血を起こす代表的な原因に挙げられます。 ■症状 (1)急激な視力低下  出血やむくみ(浮腫)が、視力に最もかかわる網膜の黄斑に及ぶと視力が低下します。特徴的なのは突然生じるということで、発症時期がはっきりしていることがあまりありません。 (2)突然の視野障害  黄斑が侵されていない場合は、病変の部位によって症状が異なります(例、上あるいは下の方が見えなくなった)。 (3)変視症  物がゆがんで見えたり、曲がって見えることがあります。 (4)まったく無症状のこともあります。 血圧の高い高齢者に起きやすい これは、50歳以上の年配の方に起きやすい病気ですが、さらに高血圧と深い関連があります。静脈閉塞が起きた患者さんの80パーセントは、高血圧のある人です。これは、高血圧によって、網膜から入った光が焦点を結ぶ所の血管が痛められること(動脈硬化)が影響しています。 ■原因 (1)高血圧  最も多い原因です。 (2)動脈硬化  高血圧は動脈硬化の原因の一つですが、高血圧がなくても動脈硬化が高度な場合は本疾患の原因となります。来月は、検査方法と治療法について説明したいと思います。 Read More »